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社員インタビュー

接客する時に気を付けるのは、お嬢様の目線で考えること。

SV/京都四条本店店長 山本智聡

「うちで働かないか?」はじまりはスカウトでした。

成人式の前撮りを行った19歳の時、「うちで働かないか?」と言ってもらったのが入社のきっかけです。突然のことに驚きつつも、様々な資格を取るために猛勉強した専門学校での日々が認められた気がしました。

卒業後はネイリストになりたいという気持ちもあったのですが、着物が好きだったこと、着付けやヘアメイクも担当できることから、この会社で働くことに決めました。

流れるように決まった就職でしたが、自分が入社した翌年から毎年のように出身校・大阪ウエディング専門学校の後輩たちが入社していることは、今の自分の誇りです。

入社3年目の夏、22歳で店長に。

入社後1年目は、ウエディング事業を行うパリスマリーへ配属。その後、京都さがの館の梅田店や河原町店の接客を経験し、3年目の7月、茨木店の店長に昇進。

初めての店長という立場にプレッシャーを感じつつも、明るく楽しい雰囲気で働きたいし働いてもらいたい。 そう思ってはいるものの、若い店長ということで着付けの先生方と上手くコミュニケーションが取れないことや、お客様からお叱りを頂いて落ち込むことも。

また、働きやすい職場づくりと現実に、葛藤していたこともありました。

店長としての具体的な仕事内容は、通常の接客に加えて、着付け師の手配やシフトの調整、学内展示会が行われる早稲田大学まで出張することもあります。出張に行けば店舗のスタッフに負担をかけてしまうし、シフトも出来る限り希望を通してあげたい。

スタッフに助けてもらいながら、必死で店舗を保ててきた過去の私。 4年後、四条本店の店長にと社長直々に声をかけてもらった時には、過去の苦労が報われ、より一層気を引き締めて頑張ろうと思いました。

お嬢様目線の接客とは。

接客する時に気を付けるのは、お嬢様の目線で考えること。

自分の時はこうだった。自分はこの色が似合うと思う。そんな自分目線の意見ではなく、お嬢様自身の休日の過ごし方や普段の生活の雰囲気を掴みとり、お嬢様に似合うものを提供できるよう心がけています。

“自分の接客が認められた”と嬉しく思ったのは、華やかなカップルの方が彼氏さんの男袴を見に来店してくださった時のことです。
接客中の話も盛り上がり、当日の卒業式も無事に終了。そのまま何気なく過ごしていたら、翌年、一つ年下だった彼女さんが、「次は私の番なんです!」と再び来店してくだいました。「お姉さんに会えるかなぁと思った。」と、はにかんだ笑顔は今でも忘れられません。

卒業式という一生に一度の機会だからこそ、長年店舗で働いていても一期一会の出会いがほとんど。そんな中、再び自分に会いに来てくれたということが嬉しくて、働いていて良かったなと思いました。

26歳になった今、入社当初よりもお嬢様との時代や感覚の差を大きく感じるように。

これからもお嬢様方にとって素敵な一日をプロデュースし続けるために、お嬢様世代の流行や好みを把握し、一人ひとりと向き合える人間になっていきたいです。