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はじめての成人式振袖レンタル!
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レンタルする振袖を基準に袋帯を選ぶ3つの方法

袋帯

レンタルする振袖を選ぶことも重要ですが、それに合った袋帯を選ぶのもコーディネートの上では重要です。

成人式で久々に友達と会う方にとっては、自分の振袖姿を人に褒めてもらいたいという思いがあります。
あなたにぴったりの振袖に、ぴったりの帯を合わせて、着用したい。

しかし現実は、コーディネートの仕方がとっても難しいのが和装です。

振袖の色を基準に帯色は選ぶわけですが、自分のセンスってどうなんだろうと悩んでしまいます。

そこで今回はレンタルする袋帯のコーディネート術について書かせていただきました。

最初の一歩はあなたに似合う振袖選びからはじめましょう

袋帯を選ぶ前に、まずレンタルする振袖を選びましょう。
これは袋帯だけでなく、帯締めや帯揚げ、重ね衿を選ぶときにも言えることです。

まずもって、成人式で振袖を着用するのであれば、それ以外の小物はすべてレンタルする振袖を選んでから合わせていきましょう。
主役はあくまでも振袖そのものです。
色やデザインでもっとも人の目を惹くのが振袖ですから、それを基準にして、その他の小物類を選ぶのが得策。

一番スムーズにレンタルする振袖一式を決めることができます。

レンタルする振袖を選び終わったら、似合う色の袋帯を探しましょう

帯の色から先に選ぶよりも、まずはあなたに似合う振袖を選びましょう。
レンタルする袋帯を選ぶのは、その次です。
振袖に合う帯を選ぶようにした方が、「あなたらしさ」が出ます。

あなたが着たいと思う振袖は何色の振袖ですか?

これは今現在、振袖をお持ちの方にも当てはまる質問です。
ママ振袖といって、お母様の振袖を何十年か越しに着用されるとなると、今風のコーディネートにしたいお嬢様もいらっしゃいます。

その場合、振袖自体はお母様のものを着用し、袋帯やその他の小物類だけ新調するという方法がございます。
ママ振袖をお持ちの多くの方は、このようにして小物類をあなた好みにコーディネートされます。

さて、では何色の振袖には何色の袋帯が合うのでしょうか。
色別にみていきましょう。

もしもあなたの振袖が黒やフカミドリなど、落ち着いた色の振袖なら

落ち着いた色の振袖をレンタルされるなら、似合う帯の色は金色の帯です。
華やかで若さがあって、今このときの年齢にぴったりの袋帯です。

中には、金色まで派手なものは好きじゃないという方もいらっしゃるでしょう。
もう少し落ち着いた感じで、幼くならないようにしたい方は、銀色の袋帯がおすすめです。

銀色の帯も、金色の袋帯同様、振袖全体を華やかに演出してくれますが、金よりは落ち着いたおしとやかな雰囲気が完成します。
また、銀の帯は比較的どんな色の振袖にも合いますから、コーディネートしやすい色味でもあります。

薄い色の振袖や淡い色の振袖には黒や色の濃い袋帯が似合う

白の振袖は新しい年代への成長を意図してか、大事な節目としてもよく選ばれています。
新しい自分へ、新しい環境へという思いから、白の振袖は選ばれやすいのでしょう。

さらにはパステルカラーなど、淡い色の振袖をレンタルされるお嬢様もいらっしゃいます。

もしあなたのレンタルする振袖が、そういった薄く淡い色合いの振袖であるなら、黒の袋帯はいかがでしょう。
黒とは一言で言っても、全体的に黒でなくても大丈夫です。

目的は、全体の色味を引き締めて、まとまりあるコーディネートに仕上げること

淡い色の振袖に、淡い色の袋帯を合わせると、全体的にぼやけた印象になります。
実年齢よりも幼く見えがちですし、色味によってはまとまったコーディネートにならなかったりもします。

引き締めるためなら、黒の輪郭を持つ袋帯がおすすめ。
全体的に黒の帯でなくても、一部分に黒が使われていたり、全体的に濃く暗めの帯なら、振袖とのバランスもまとまることでしょう。

オールラウンダーは金と銀、派手さを避けるなら反対色の帯を選ぶ

いくらこの色の振袖にはこの色の袋帯が合う!とおすすめしても、実際にあなたの好きな色でなければ、振袖選びも満足しません。

金や銀の袋帯は、どんな振袖にもおよそ似合うオールラウンダーな色です。
しかし、そこまで派手なものや色の重いものは好まない方も一定数いらっしゃいます。

そんな方々は一体どうやって袋帯を決めているのでしょう。
金でも銀でもなく、一体どんな色の袋帯を合わせて、全体的にまとまったコーディネートを完成させているのか。

秘密は「反対色」にあります。

もしもあなたが袋帯選びに迷われたのなら、反対色の帯を合わせてみましょう

反対色というのは、たとえば水色ならオレンジ色であったり、赤なら緑であったりという色同士の相対関係によるもの。

赤とピンクのように、似た色合いを選ぶのではなく、少し離れた雰囲気の色を選ぶと、より一層引き締まって、全体がまとまります。

たとえば、黄色の振袖に紺の袋帯を合わせるのと、赤の袋帯を合わせるのと。
どちらがよりパッキリとしたコーディネートになるでしょう。

無難なのは類似色、けれどこれでは幼さが目立ちます

無難なのは黄色と赤の組み合わせですが、黄色と紺の組み合わせの方がよっぽどハッキリくっきりと見えるのです。

黄色と赤が無難に思えるのは、近い色合いだから。
同じ暖色系で、交じりやすい色合いだからです。
しかしそれでは幼さが引き立ちます。

大人っぽく、これから大人になるという年ごろのお嬢様には、気持ちを新たに引き締める意味でも、パッキリとしたコーディネートがおすすめです。

まとめ

これから振袖をレンタルしようという方にとっては、コーディネート自体はじめてのことだと思います。
中でも振袖と帯の関係はとても重要で、色や柄を合わせようと思うと、初心者では少し難しいですよね。
第一に、何色が似合うのかもわかりません。

そこで今回は振袖の色ごとに似合う袋帯のご提案をさせていただきました。

袋帯選びには、覚えやすい3つのポイントがあります。

  • オールラウンダーは金や銀の袋帯、落ち着いた色の振袖に最も似合います
  • 白やパステルカラーの振袖には黒や濃い色味が使われた帯がおすすめ
  • 派手めなコーディネートを避けるなら振袖と反対色の袋帯を選ぶ

振袖の色でも見え方は異なりますが、帯との合わせ方で全体の雰囲気はがらりと変わります。
成人式という大切な節目のときに、大人っぽく美しい振袖姿でまとめるなら、引き締まったコーディネートがおすすめです。

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SAGANOKAN KYOTO