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小学生の卒業式は袴?レンタルと写真だけ、どっちがいい?
目次
小学生の卒業式に袴を着るかどうかは、お母様方が一度は悩まれることですよね。
憧れの袴をレンタルするか、有名ブランドの卒服を購入するか。
近年では卒業式で袴を着用されるお嬢様方が増えてまいりましたが、中には卒業式で袴を着用せず卒服を着られる場合でも、お写真として袴姿を残される方もいらっしゃいます。
小学校6年間は一番大きく成長が感じられる時であり、卒業式開催が危ぶまれた時期もありましたから「形として残る写真撮影で普段着る機会のない袴姿を。」と、特別な思いを抱かれるご両親も多いのです。
そこで今回は、小学生の卒業式で袴を着るのか、それとも写真撮影だけ行うのか。
それぞれのメリットデメリットをご紹介いたします。
小学生の卒業式で袴をレンタルするメリット
小学生の卒業式で袴をレンタルするメリットは、大きく4つとなります。
伝統文化の勉強になる
まず1つ目は、普段触れる機会のない伝統衣裳を身に纏える点。
京都であれば十三参りもありますが、日本の伝統衣裳である和服をお子様が身に纏う機会は七五三以外ではなかなかありませんよね。
伝統を大切にされている小学校ほど多くの小学生が卒業式で袴を着用され、特に着物の本場と言われる京都では顕著となります。
着物文化の活性化にも繋がることなので、毎年地元の新聞でも紹介されているほど。
華やかな袴姿で卒業式を飾れる
2つ目のメリットとしては、華やかな袴姿で卒業式を飾れるところでしょう。
フォーマルなお色味が多い卒服と違い、華やかさを出せるのが袴の魅力。
2017年から卒業式で袴を着る小学生が増えだし最近では小学生向けの雑誌で特集が組まれるほど人気。
今や小学校の卒業式で袴を着ることはお嬢様方の憧れとも言えます。
伝統を繋ぐという観点からはもちろん、お嬢様方自身が卒業衣裳として華やかな袴姿を好まれるのです。
小学生なら意外と安くレンタルできる場合も
3つ目のメリットは、小学生の袴レンタルだと割引があるところ。
卒業式の袴レンタルは高い。
そうお考えになってレンタルを躊躇なさるお母様方もいらっしゃるかもしれません。
ですが実は、小学生の袴レンタルは特典や割引で大学生の場合よりもお安くレンタルできる場合が多いのです。
京都に本店を構える老舗呉服店京都さがの館でも、大学生向けの袴レンタルとは別に小学生や中学生だけのお得なパックをご用意しています。
前撮プランで写真も残せる
4つ目のメリットは、卒業式だけでなく前撮りも出来るところ。
多くの袴レンタル店の場合、スタジオが併設していたり提携を結んでいる写真館があったりするので、袴レンタル時に前撮りも一緒に申し込むことが出来ます。
「卒業式に袴を着るけど、卒業式だけじゃ勿体ない。」
「プロのカメラマンに撮影してもらった一生に残るアルバムを作りたい」
というご要望にもお応えできます。
小学生の卒業式で袴をレンタルするデメリット
さて次に、小学生の卒業式で袴をレンタルするデメリットは、こちらの3つとなります。
卒業式当日の朝が早い
1つ目のデメリットは卒業式当日の朝が早く、小学生のお嬢様に負担がかかる点。
9時頃から始まることが多い小学校の卒業式。
袴のレンタル時期が遅いと、ベストな着付け枠が埋まっていて早朝から着付けやヘアセットを行わざる得ないことになります。
もしくは、その早朝の着付け枠でさえ埋まっている可能性も。
小学校の卒業式に袴を着用されたい場合は、お早めにレンタルされることをおすすめします。
卒業式で目立ってしまう
2つ目のデメリットは、お嬢様が卒業式で目立ってしまう点。
周りのお友達が落ち着いた卒服や中学校の制服を着用されていた場合、華やかな袴が際立つことに。
「華やかな卒業式を過ごしたい。」
「お友達よりも目を惹く衣裳で過ごしたい。」
とお考えのお嬢様なら袴はピッタリな卒業衣裳と言えますが、恥ずかしがり屋で控えめなお嬢様の場合、卒業式当日に一層緊張してしまいます。
お母様やお父様がどうしてもお嬢様に袴姿で卒業式を迎えて欲しいとお考えなら、白地やクリーム地、ピンク地の優しいお色味で袴コーディネートされるのがおすすめです。
派手過ぎない柔らかい雰囲気となるのでお嬢様もきっと着こなしやすいと感じられるでしょう。
慣れない履物で歩きにくい
3つ目のデメリットは、慣れない履物で歩きにくい点。
履き慣れない草履やヒールのあるブーツだと卒業式当日にしっかり歩けるか少し心配です。
卒業証書を受け取る際、階段で躓かないかなどハラハラしながら見守るご両親も。
もし草履やヒールのあるブーツがご不安であれば、ローヒールのブーツを履いていただくのがおすすめです。
写真館で袴の撮影だけ行うメリット
次に、写真館で袴の撮影だけ行うメリットはこの2つになります。
袴の着用が禁止でも袴姿の写真を残せる!
未だに卒業式で袴の着用が禁止されている小学校もあるかと思います。
「せっかくの卒業の記念なのに袴が着れないなんて。」
と嘆いている小学生のお嬢様とご両親におススメなのが写真館での記念撮影。
近年の小学生袴の人気を受け、袴レンタル店でなくても小学生のお嬢様に似合う可愛らしいデザインの衣裳を置いている写真館もございます。
卒業式で袴を着ない、着られない場合、写真館で袴姿のお写真を残すのもおすすめです。
金額を押さえられる
2つ目のメリットは、卒業式に利用しないため金額を押さえられる点です。
卒業式に袴レンタルを利用して前撮りも行う場合、2回分のレンタル料がかかることになります。
もちろん、有名ブランドの卒服だとトータルで4~5万円がほとんどですし、写真館で仕上げるアルバムが豪華であればあるほど、その分金額が上がります。
そうなると袴レンタル店で前撮りと卒業式、どちらも利用した場合と変わらなかったという事も。
卒業式当日はお手頃価格の卒服や中学校の制服を着用し、写真館で袴姿のアルバムを作成する際はどんなプランがあるのか事前に確認することがポイントです。
最近はアルバムではなく撮影データを頂ける場合もあるので、価格を押さえたい方はぜひご確認ください。
写真館で袴の撮影だけ行うデメリット
写真館で袴の撮影だけを行うデメリットはこちらの2つ。
袴レンタル店よりも選べる衣裳が少ない
1つ目のデメリットは、袴レンタル店よりも選べる衣裳が少ない点。
何百人というお嬢様方を対象に貸出を行っている袴レンタル店と比べると、写真館と袴レンタル店で扱う袴の数も変わって参ります。
沢山の袴の中から選びたいというお嬢様の場合は、袴レンタル店と提携を結んでいる写真館で撮影を行なうのがおすすめです。
撮影衣裳を提携先の袴レンタル店から選ぶことが出来るので、気に入った袴で写真を撮影していただけます。
また、写真館や袴レンタル店によって衣裳の取り揃えに特色があるので、お嬢様が好まれるデザインの袴があるかどうか予め確認なさるのもおすすめです。
ちなみに、老舗呉服店の京都さがの館が提携している写真館はこちらになります。
卒業式当日、目立たない
2つ目のデメリットとしては、卒業式当日、袴姿のお友達の方が目立ってしまうという点。
仲の良いお友達が皆さま卒服や中学校の制服であれば良いですが、袴姿の方が沢山いらっしゃると華やかさに欠けてしまう可能性もございます。
卒業式に周りのお友達が何を着用されるか事前に確認するのが宜しいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
伝統文化の継承、お嬢様ご自身の袴への憧れから近年小学校の卒業式でも袴レンタルが増加しています。
まだ幼さが残るお年頃のお嬢様方。
大人になった大学生とは違い、お似合いになる袴も今だけのデザインが多くあるでしょう。
ぜひ6年間最後の思い出の衣裳として、いずれかの形で袴姿を残されることをおすすめいたします。