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成人式で女性も袴を着られる?振袖と袴のメリット・デメリット

目次
成人式といえば振袖が最も一般的で、華やかで格式高い装いとして長年選ばれてきました。
一方で、近年は「周りと違う装いをしたい」「歩きやすい服装がいい」といった理由から袴スタイルを選ぶ女性も見られるようになっています。
しかし実際には、成人式での正礼装は振袖が主流であり、写真映えやご家族からの支持という面でも振袖の人気は圧倒的です。
では、なぜ振袖が成人式の定番とされるのか、また袴を選んだ場合どのような印象になるのかを比較しながら解説していきます。
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まずは振袖と袴の違いを解説!
まずは、振袖と袴の違いを知ることから始めましょう。
成人式でどちらを選ぶか迷っている方にとって、それぞれの特徴を理解することは、自分に合った装いを選ぶために重要です。
振袖と袴はどちらも日本の伝統的な衣装ですが、着用する場面や印象に大きな違いがあります。
振袖の特徴
振袖は、未婚女性のための「第一礼装」とされ、日本の伝統美を象徴する装いです。
長く垂れ下がる袖が特徴で、振袖を着ることで、華やかさと女性らしさを強調することができます。
成人式では特に人気の高い装いで、多くの女性が振袖を選んで出席します。



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女性袴の特徴
一方、袴は主に男性が着用する成人式の装いとして知られていますが、近年では女性の間でも人気が高まっています。
特に卒業式衣裳として人気の女性袴は、動きやすさと上品さを兼ね備えたデザインが特徴です。
着物と袴が分かれた形状で、上下で異なるデザインを組み合わせることができるため、自分らしさを表現するのに適しています。
女性が袴を着る場合、通常は短めの着物(二尺袖の着物)に袴を合わせ、動きやすさを重視したスタイルになります。



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成人式に袴を着ても問題ありません
成人式で袴を着ることはもちろん問題ありません。
袴は本来、卒業式などで女性が着る礼服として親しまれていますが、成人式でも問題なく着用できます。
袴を選ぶことで、他の人と違う個性的なスタイルを演出したり、自分らしさを表現することができるのは魅力のひとつです。
また、動きやすさやシンプルなデザインを好む方には、袴はぴったりの選択肢でしょう。

ただし、成人式という人生の節目においては、振袖が持つ特別な意味合いも忘れてはいけません。
振袖は未婚女性にとっての第一礼装とされ、日本の伝統的な美しさを体現する衣装です。
華やかで豪華なデザインが特徴で、女性が着る衣装の中で最も格式が高いとされています。そのため、多くの女性が成人式で振袖を選び、特別な一日を華やかに彩ります。
袴を選んでも問題ありませんが、振袖の持つ格式と華やかさを考慮し、どちらのスタイルが自分にとって最適か、よく考えて選ぶことが大切です。
自分の好みや目指すスタイルに合わせ、特別な成人式を迎えましょう。
成人式に袴を着るメリット
成人式に袴を着ることには多くのメリットがあります。
伝統的には振袖が成人式の定番スタイルですが、袴はより個性的で現代的な印象を与えることができ、近年注目を集めています。
袴を選ぶことで得られる具体的な利点について、以下で詳しく説明していきます。
周りと違った雰囲気を出せる
袴の一番の魅力は、何と言っても「個性」を強調できる点です。
振袖が華やかさと女性らしさを前面に押し出す一方で、袴はシンプルかつスタイリッシュな印象を与えます。
特に、カッコよさやモダンな雰囲気を好む方にとって、袴は理想的な選択肢です。
振袖とは異なるスタイルで、他の参加者と差別化を図り、自分をより強く表現できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、最近では振袖にブーツや帽子を合わせたモダンな着こなしが流行しているため、「モダンなスタイルだからこそ袴が良い」とは一概には言えません。
振袖を選んでも、個性的なアレンジを加えることで、自分らしさを存分に表現することができます。
それでも、袴のすっきりとしたデザインは、どこか「知的」かつ「凛とした」雰囲気を漂わせるため、特にそのようなイメージを目指したい方にはぴったりです。
レンタル費用が安い
袴のもう一つの大きなメリットは、振袖に比べてレンタル費用が抑えられる点です。
振袖のレンタル費用は一般的に30万円から50万円ほどかかり、購入する場合は100万円近くに達することもあります。
成人式という特別な日を彩るために、振袖に高額な費用をかける方も多いですが、それに対して袴のレンタル費用は比較的リーズナブルです。
袴のレンタルは、着物と袴の上下セットで10万円前後が相場となっています。
この価格差は大きく、限られた予算の中でできるだけ費用を抑えたいと考える方にとって、袴は非常に魅力的な選択肢です。
もちろん、振袖にも様々なプランがあり、価格帯は幅広いですが、袴は特に費用面での利点が大きいと言えます。
着替えがスムーズ
振袖は華やかで特別な衣装である反面、着付けに時間と手間がかかることがデメリットとして挙げられます。
通常、振袖の着付けには1時間ほどかかると言われており、事前の準備に時間を取られることが少なくありません。
その点、袴は着付けが比較的簡単で、30分ほどでスムーズに着替えることができます。
特に、成人式当日は朝早くから準備をすることが多いため、着付けにかかる時間は大きなポイントになります。
袴を選ぶことで、より短い時間で準備を終えられ、余裕を持って式典に臨むことができます。朝の時間に余裕を持たせたい方や、振袖の着付けに不安がある方にとって、袴は実用的な選択肢です。
動きやすい
袴を選ぶもう一つの理由として、動きやすさが挙げられます。
振袖はその長い袖や裾が美しく華やかな反面、移動や動作が制限されることがあります。
特に、成人式では写真撮影や友人との交流などで多く動く場面があるため、動きにくさを感じることも少なくありません。

袴は袖が短く、裾も広がらないため、自由に動くことができ、日常的な動作も快適です。
椅子に座ったり、歩いたりといった動作がスムーズに行えるため、式典中や移動の際に煩わしさを感じることが少ないでしょう。
動きやすさを重視する方や、長時間にわたる成人式で快適に過ごしたい方には、袴は大変おすすめです。
成人式に袴を着るデメリット
成人式に袴を着ることには多くの魅力がありますが、一方でデメリットも存在します。
成人式という特別な日だからこそ、袴を選んだ場合には次のようなデメリットに注意が必要です。
振袖に比べると華やかさに欠ける
成人式といえば、振袖の華やかさがまず頭に浮かぶでしょう。

振袖は未婚女性のための第一礼装であり、長い袖と豪華な柄が特徴です。
特に振袖の柄は着物全体に広がり、足元まで美しいデザインが続くため、全身で豪華さを表現できます。
しかし、袴を着用すると、着物の下半身が袴で隠れてしまうため、柄が一部しか見えなくなります。
これにより、振袖と比べると全体的に華やかさが不足する印象を与えがちです。

華やかさを重視する場面では、やはり振袖が優勢です。
成人式は一生に一度の特別な日であり、写真撮影や式典中に多くの人が注目する場でもあります。
そのため、豪華で華やかな印象を持つ振袖が選ばれることが多く、袴を選ぶと他の参加者と比較して少し控えめに見えてしまうかもしれません。
華やかさを求めるなら、袴よりも振袖を選ぶことが無難です。
ご両親に反対される可能性も
成人式は家族にとっても大切なイベントです。
特に親世代にとって、成人式といえば振袖という伝統的なイメージが強く、「せっかくの成人式だから、振袖を着てほしい」と希望されることが多いでしょう。
親は、子供の成長を祝い、華やかで格式ある振袖を着せることでその日を特別なものにしたいと考えることが多いです。

袴を選ぶことで、個性的で現代的なスタイルを楽しむことはできますが、親世代の期待とは少しずれることがあります。
そのため、親からの反対意見に直面する可能性も考慮しなければなりません。
家族との間で意見の食い違いが生じた場合、どちらを優先するか悩むことになるかもしれません。
成人式の衣装選びは、自分の好みと家族の意見をバランスよく取り入れることが大切です。
会場で浮いてしまう可能性がある
成人式では、ほとんどの女性が振袖を選びます。
そのため、袴を着ているとどうしても少数派になりがちです。
袴は特別なスタイルであり、他の参加者とは異なる装いを楽しめる反面、周りとの違いが大きく目立つことがあります。
多くの人が華やかな振袖を着ている中で、袴姿は控えめであり、会場で浮いてしまう可能性があることを考慮する必要があります。

成人式は一生に一度のイベントであり、多くの人が記念写真を撮ったり、友人や家族と一緒に過ごす時間を楽しむ場でもあります。
そのため、袴を選ぶことで他の参加者と異なる装いをすることに抵抗を感じる方もいるでしょう。
特に、会場内で周囲の視線が気になる場合や、他の参加者と一体感を持って成人式を楽しみたいと考える方には、袴は少し挑戦的な選択肢になるかもしれません。
振袖を成人式で選ぶ魅力
成人式は、一生に一度の特別な日。
その日に着る衣装として、振袖は多くの女性に選ばれています。
ここでは振袖を成人式で選ぶ魅力についてご説明します。
家族や祖父母からの支持が高い
成人式は本人だけでなく、ご家族にとっても大切な記念日です。
特に祖父母世代からは「やっぱり成人式は振袖で」という声が多く聞かれます。
古くから受け継がれてきた伝統的な衣装を身にまとうことで、家族に喜ばれ、晴れ姿を心から祝ってもらえるのも振袖ならではの魅力です。

写真映え・一生の記念になる
成人式では多くの写真を撮影します。
振袖は鮮やかな色彩や豪華な柄行が映えるため、写真に残したときに美しく、何年経っても見返したくなる特別な一枚になります。
友人や家族と一緒に過ごす大切な時間を、華やかな振袖姿で残すことで、一生の宝物になる思い出が形に残ります。
京都さがの館では「古典柄〜トレンド」まで幅広く用意
京都さがの館では、鶴や桜などの伝統的な古典柄から、パステルやモダンな配色を取り入れたトレンド振袖まで幅広くご用意しています。
専門スタッフがお客様一人ひとりの雰囲気やご希望に合わせてコーディネートをご提案。
成人式という特別な日に、自分らしく輝ける振袖が必ず見つかります。
他の出席者との一体感を楽しめる
成人式では、多くの女性が振袖を選びます。
そのため、振袖を着ることで会場全体の雰囲気と調和し、他の出席者との一体感を楽しむことができます。
振袖を着ることで、周りの友人や家族とともに特別な日を共有し、一緒に祝いの場を華やかに盛り上げることができます。
成人式は同じ年齢の仲間たちと共に成長を祝う大切な場であり、その中で振袖を着ることは、伝統と共に未来を歩む一体感を感じさせてくれます。
成人式で振袖を着るデメリット
振袖は華やかで格式高い衣装ですが、いくつかのデメリットも存在します。
以下に、振袖を選ぶ際に注意すべきポイントを挙げます。
動きにくい
振袖の特徴である長い袖と豪華な裾は、見た目には美しい反面、動きにくさを感じることがあります。
特に、成人式当日は式典や写真撮影、友人との会話などで動き回る機会が多いため、振袖の重さや袖の長さが邪魔になることも少なくありません。
階段の上り下りや座る際に注意が必要で、動作に制約が生じる可能性があります。
色や柄が被る心配
成人式では、多くの女性が振袖を着用するため、同じ会場で他の出席者と色や柄が被るのではないかという心配が生じることがあります。
特に、人気のあるデザインやトレンドに沿った振袖を選んだ場合、友人や他の参加者と似たようなスタイルになってしまうことも。
自分らしい一着を選びたいという思いがある中で、他の人と被るのを避けるための工夫が必要です。
成人式に袴よりも振袖が選ばれる理由
成人式という人生の大切な節目に、多くの女性が振袖を選ぶのにはいくつかの理由があります。
袴も魅力的な選択肢ではありますが、振袖が成人式で選ばれる理由について詳しく解説します。
袴は卒業式で着られる
袴は主に卒業式で着用されることが多く、そのため成人式ではあまり選ばれない傾向にあります。
特に、大学や専門学校の卒業式では女性が袴を着るのが一般的です。

そのため、成人式で袴を選ぶと、卒業式と装いが被ることを懸念する方も少なくありません。一方、振袖は成人式に特化した華やかな衣装で、未婚女性の第一礼装として長い歴史を持っています。
成人式は一生に一度の機会であり、式典の厳粛さや華やかさを求める多くの女性にとって、振袖が選ばれる理由の一つです。
安くて可愛い振袖がレンタルできるお店もある
もう一つの大きな理由として、最近では振袖のレンタルが手軽になってきたことが挙げられます。
振袖は高価なイメージがありますが、リーズナブルで可愛いデザインの振袖をレンタルできるお店が増えてきました。

特に「京都さがの館」などの専門店では、豊富なデザインの振袖を手頃な価格でレンタルすることができ、多くの女性にとって魅力的な選択肢となっています。
自分にぴったりの振袖を見つけ、成人式という特別な日を彩ることが可能です。

京都さがの館なら卒業式の袴レンタルもお得
「京都さがの館」で成人式の振袖をレンタルすると、卒業式の袴レンタルが割引になる特典もあります。
これにより、成人式と卒業式の両方の装いを手軽に準備することができ、費用を抑えることができるのは大きな魅力です。
成人式で華やかな振袖を着て、卒業式では落ち着いた袴を選ぶことも可能ですので、両方のイベントをトータルで考える方にとっては、非常にお得なプランとなっています。
袴を取り入れたい人への選択肢
「成人式といえば振袖」というイメージが強いですが、近年は袴を選ぶ方も少しずつ増えています。
特に人気なのは「前撮りは振袖、当日は袴」というスタイル。
振袖の華やかさと袴の凛とした雰囲気をどちらも楽しめるため、一度の成人式で二通りのコーディネートを満喫できます。
袴に興味がある方も、まずは振袖を試着して比較するのがおすすめです。
実際に袖を通してみると、自分に似合う雰囲気や当日のイメージがより具体的になります。
振袖と袴、どちらも体験することで、自分らしいスタイルを選ぶ参考になるでしょう。
成人式と袴に関するよくある質問(FAQ)
Q. 成人式に袴で参加すると浮きますか?
A. 成人式は振袖が定番ですが、袴での参加も珍しくありません。
全体として振袖姿の方が多い会場では目立つことはありますが、個性的でスタイリッシュに見えるのが袴の魅力です。
Q. 袴レンタルと振袖レンタルの相場は?
A. 振袖レンタルは30〜50万円前後が一般的で、購入となれば100万円を超えることもあります。
袴レンタルは10万円前後が相場で、費用を抑えたい方に人気です。
Q. 袴にブーツを合わせてもいいですか?
A. はい、問題ありません。
ブーツを合わせると足さばきがよく、レトロモダンな雰囲気が演出できます。草履と合わせるよりも動きやすく、式典後の移動にも便利です。
Q. 成人式当日は振袖で、前撮りだけ袴にするのはありですか?
A. もちろん可能です。
成人式当日は振袖姿で華やかに、前撮りでは袴で凛とした雰囲気を楽しむと、アルバムにも変化がついておすすめです。
成人式の振袖は京都さがの館で
京都さがの館では、古典柄からトレンド柄まで幅広い振袖をご用意しています。レンタル・購入の両方に対応し、成人式前撮りもフルサポート。衣装だけでなく、ヘアメイク・撮影までトータルでお任せいただけるのが強みです。
また、袴の取り扱いもございますが、成人式衣装としては振袖が中心。まずは振袖をご試着いただき、ご希望に応じて袴との比較をしていただくのもおすすめです。
成人式という大切な日を、自分らしい振袖で迎えませんか?
京都さがの館では、各店舗で試着体験・来店予約を承っております。ぜひお気軽にご予約ください。

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まとめ
成人式に袴を着ること自体は問題ありませんが、実際には多くの女性が振袖を選んでいます。
袴は卒業式で着る機会が多く、成人式では華やかさや格式の面で振袖に比べてやや控えめな印象になりやすいためです。
一方で振袖は未婚女性の第一礼装として格調高く、人生の節目である成人式を華やかに彩るのに最もふさわしい装いといえます。
成人式振袖専門店「京都さがの館」(京都、大阪梅田、茨木、天王寺、神戸三宮、東京池袋、横浜)では、成人式の振袖レンタル・購入をはじめ、卒業式用の袴レンタルも取り扱っており、振袖をご成約いただいた方には袴レンタル割引などお得な特典もご用意しています。
一生に一度の成人式には、自分らしい一着を選んで最高の思い出を残してくださいね。
