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卒業式袴の赤色コーデ術|赤に合う袴と帯って?

卒業式で袴を着るなら赤の着物と合わせたい!というお嬢様。
赤を取り入れた袴のコーディネートにお困りではありませんか?

簡単に言うと、お着物の色と袴の色の組み合わせ
そこにプラス帯色の組み合わせに悩んでいらっしゃいませんか?ということ。

普段着ているような洋服ではないので、卒業式の袴コーディネートに悩まれるのは当然。
「卒業式では赤の着物が着たいのに、何色の袴が合うのか分からない。正直、新作カタログのコーディネートをそのままレンタルしたいです。」
「でもやっぱり、一目惚れする赤の袴コーディネートを見つけたい!」

そんな赤に合う袴と帯のコーディネートについて悩まれるお嬢様方に、今回は「赤色のお着物に合わせるなら?」をテーマに、様々なコーディネートをご提案いたします。

お気に入りのものを探すのもよし。
「袴コーディネートの簡単なルール」を知って自分なりに選んでみるのもよし。

あなたの袴選びの参考になれば幸いです。

それでは簡単なコーディネートのルールから見ていきましょう。

赤色のお着物に合わせるなら?袴と帯のコーディネートのルール

まずは下の画像を見てください。

袴レンタルで参考になる色相環

カラフルですね。

これは色相環と呼ばれるもの。
カラーコーディネートの資格の勉強をされている方や、色に詳しい方なら知っていらっしゃるかもしれません。
コーディネートに迷ったときは、この画像を使うと便利です。

たとえば一番左の①。
赤と緑は「補色」と呼ばれる関係で、正反対の色になります。
一見意外な組み合わせですが、これが実はまとまったコーディネートになります。

真ん中の②は、赤を基準にして正三角形を描きました。
その正三角形を描いたとき、頂点に来るのは赤と緑と青です。
これは「トライアド」と呼ばれる配色パターン。

さらに一番右の③は、「類似配色」と言われるもの。
赤に近い黄色やオレンジ、トーン(明るさ)を落とした茶色などとの配色がこれ。

最後に下の④は「グレースケール」と呼ばれる無彩色(むさいしょく)の表。

彩度(色味)が無い、白やグレー、黒が無彩色とされ、どんな色にも比較的合わせやすく、洋服にも取り入れているお嬢様も多いのではないのでしょうか。

これらはすべて、規則的に選ばれた色の組み合わせです。
一見意外な組み合わせ、普段は選ばない大胆な組み合わせでも、実際に組み合わせてみると「調和する」「まとまって見える」配色パターンなのです。

簡単に言うと、下の4パターンが今回ご紹介する「赤に合う袴や帯の色」になります

  • 赤の着物と、緑の袴や帯
  • 赤の着物と、緑や青・赤が入った袴や帯
  • 赤の着物と、似た色の袴や帯
  • 赤の着物と、黒の袴や帯

実際に画像で参考例を見ていきましょう。

卒業式で着たい赤の袴コーデ①補色

参考画像は以下の三つ。

赤と緑の卒業式袴姿

(一番左) 着物:白に雲絞りに花鏡/袴:フカミドリ友シダレザクラ
(真ん中) 着物:エンジ友禅四季花/袴:フカミドリボカシシシュウ
(一番右) 着物:赤矢がすり/袴:フカミドリボカシシシュウ

赤と緑って、クリスマスのようで意外な組み合わせですが、これが実はまとまったコーディネートになります。

緑の袴と言ってもその種類は様々で、画像のように刺繍入りのものもあれば、緑一色の無地のもの、さらにグラデーションがかったぼかしの袴もあります。

また、お着物と袴の組み合わせは自由です。
必ずしも画像のセット通りのレンタルというわけではありません。
「着物はこれがいいけど、袴は別のものがいいな」という希望も承れますので、ご安心ください。

ここでの帯は黄色や赤でまとめています。
袴で使用している色、お着物で使用している色で帯を合わせると、まとまって見えるからです。

卒業式で着たい赤の袴コーデ②トライアド

さて、次はちょっと雰囲気が変わります。

京都さがの館でレンタルできる赤と青の卒業式袴

(一番左) 着物:赤に友禅金飾/袴:コンシシュウ
(真ん中) 着物:クリーム赤青矢絣に白梅/袴:サイレントブルーひも縞
(一番右) 着物:黒×赤椿/袴:コン紐格子サクラ刺繍

全部の写真に「赤・白・青」の3色が入っていることが分かりますよね。

これは全て「トライアド」の配色パターン。

左の写真を見てください。

わざわざ言わなくとも、周囲の関心を惹く効果のある赤には自然と目が引き寄せられますね。
このコーディネートは、お着物自体に赤が使われているため、金の帯を使い、青の袴で合わせています。
目を惹くセットですが、違和感は感じません。
帯と着物の袖部分の色を合わせているので、見た目がまとまって見えるからです。

真ん中の写真は、赤と白の着物に鮮やかな青の袴をコーディネートしています。
左の濃い袴を合わせるよりも優しくモダンな印象になりました。
帯も綺羅びやかな金蘭帯を使用していますが、青が入っているので着物との相性バッチリ。

赤と青の袴コーディネートを選ぶ場合、黄色の帯を合わせると引き締まって見えます。
黄色の帯は合わせやすく人気。
椿の花弁と同じ黄色なので目を惹きつつも統一感があります。

赤と緑と青の組み合わせ、意外としっくりくるんだなというのが感想。
せっかくの卒業式だからと、普段はあまり選ばない赤を使うと、こんなコーディネートが楽しめます。

卒業式で着たい赤の袴コーデ③類似配色

次は、卒業式で流行中の茶色の袴を合わせたコーディネート。

(一番左)着物:赤縞華かがみ/袴:ワインボカシシシュウ
(真ん中)着物:赤白縞かのこと椿/袴:チャイロ
(一番左)着物:赤に菊椿/袴:チャイロ鈴桜

卒業式で人気の茶色の袴は、実は赤との相性がとても良いんです。
それは、赤と茶色が類似色であるため。
似たもの同士の色を組み合わせて、統一感のあるコーディネートに仕上げることができます。
帯色も着物と同系色、または着物の柄と同じ色を持ってきているのでよく馴染んで素敵ですよね。

卒業式で着たい赤の袴コーデ④無彩色

次は、黒やグレーなどの無彩色の袴を赤い着物に合わせたコーディネート。

(一番左)着物:赤クロ絞り柄松竹梅/袴:グレーボカシシシュ
(真ん中)着物:クリーム赤椿 /袴:グレーボカシ
(一番左)着物:赤黒矢がすり/袴:グレーボカシシシュウ

人目を惹く赤い着物と、インパクトのある黒い袴を組み合わせたコーディネートは、まさに豪華。
華やかに卒業式を迎えたいけど、可愛らしい印象を出すのはちょっと恥ずかしい、というシャイなお嬢様にピッタリなコーディネートです。
帯は着物の色を取り入れると統一感がでますが、一番左の矢絣柄のようにシンプルなデザインだと黄色の帯で遊んでみるのもおすすめです◎。

まとめ

和装に慣れていないと、コーディネートのセンスに自信がなくなってきます。
洋服なら簡単に選べるのに、和装は全然選べない……という方。
簡単な配色パターンを知っていれば、あとは自分好みのデザインを選ぶだけで大丈夫です。

簡単に言うと、赤色のお着物に合うのは下の4パターンとなります。

  • 赤の着物と、緑の袴や帯
  • 赤の着物と、緑や青・赤が入った袴や帯
  • 赤の着物と、似た色の袴や帯
  • 赤の着物と、黒の袴や帯

和装コーディネートは、そのパターンさえ知っていれば、簡単に「センスのいいもの」が選べます。

袴のコーディネートで使える参考記

SAGANOKAN KYOTO